【実施報告】令和7年度第2回共済事業セミナー&異業種交流会を開催しました(大阪府中央会)

「”グレートマザー”と呼ばれた私の競技人生~迷わず、逃げず~」
「競技人生を支える力~主夫の選択と新しい家族スタイル」

 大阪府中小企業団体中央会は、2月12日(木)シティプラザ大阪で「令和7年度第2回共済事業セミナー&異業種交流会」を開催し、416名の皆様にご参加いただきました。

 今回のセミナーでは、元ボートレーサーの日高逸子氏と競技人生を支えられたご主人の日高邦博氏を講師にお迎えし、「“グレートマザー”と呼ばれた私の競技人生~迷わず、逃げず~」と「競技人生を支える力~主夫の選択と新しい家族スタイル」をテーマにご講演いただきました。

 第1部では、日高逸子氏がご自身の競技人生についてお話しされました。日高逸子氏は宮崎県に生まれ、幼少期にご両親の離婚を経験。お兄様とともに祖父母のもとで育ち、決して裕福とは言えない環境の中、ご自身の努力で道を切り拓いてこられました。

 若い頃は進むべき道に迷い、さまざまな職業を経験しながら苦悩された時期もあったそうです。しかし、ボートレースのCMを目にしたことをきっかけに「この道に進む!」と決意し、競艇の世界へ飛び込まれました。

 「賞金女王」や「2500勝達成」など輝かしい実績の裏には、度重なる怪我との闘いがありました。「努めるものは報われる」を信条に、人一倍の努力を重ねるとともに、“運も実力のうち”と謙虚に語られる姿が大変印象的でした。そのお人柄の魅力に、参加者一同深く心を打たれました。

 第2部では、日高邦博氏が“支える立場”から見た競技人生と家族の在り方について講演されました。ご主人の邦博氏とは、旅行添乗員の養成学校で出会われました。邦博氏が6度にわたりアプローチされたものの、当時はお付き合いに至らず、そのままご縁は途切れたかに思われましたが、14年後、日高氏がボートレーサーとして活躍されていた頃に再会し、ご結婚へとつながりました。まさにご縁に導かれたお二人です。

 邦博氏はお子様の誕生を機に、当時としては珍しい「専業主夫」という道を選択されました。

 家庭を守り、妻の競技人生を支える立場から、子育て中の男女が「孤独」にならない社会づくりの重要性について語られました。企業や地域社会による支援体制の整備が不可欠であるとの提言は、多くの共感を呼びました。

 講演後は、弊会の柴田がファシリテーターを務め、鼎談を実施。ご夫婦の関係性や日々の支え合いについて深堀りし、終始和やかな雰囲気の中で講演は終了いたしました。

 また、セミナー終了後には異業種交流会を開催し、日高ご夫妻にもご出席いただきました。会場では、多くの中小企業・小規模事業者の皆様と直接交流され、講演内容に関する質問や経営・家庭観に関する意見交換が活発に行われました。参加者にとっては、第一線で活躍されたご経験やご夫婦の価値観に直接触れる貴重な機会となり、大変有意義な交流の場となりました。

 参加者アンケートでは、「以前から存じ上げていた選手でしたので、大変興味深く拝聴しました。」「今まで知らなかった世界の話を聞くことができ、楽しい時間でした。」「夫婦のあり方について改めて考えさせられました。思いやりと優しさを忘れず、何事も楽しむ姿勢が大切だと感じました。」など多くの感想が寄せられ、大変有意義なセミナーとなりました。

 大阪府中央会では、今後も会員の皆様にとって有益な情報提供や交流の機会の充実に努めてまいります。引き続き、本会事業へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。