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年頭のごあいさつ

大阪府中小企業団体中央会より

 2026年の新春を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は、大阪・関西万博が開催され、日本の技術と文化が世界中から大きな注目を集めました。本会でも大阪ヘルスケアパビリオンにおいて、企画展示「パワースポットIN OSAKA 中小カンパニー」を実施し、会員組合・企業の技術と魅力を多くの方々に発信することができました。大阪では、観光業やサービス業を中心に大きな経済効果が生まれ、地域経済の活性化にも寄与するなど、万博を通じて築かれたネットワークや新たなビジネスチャンスは、今後の日本経済の成長を支える重要な基盤となることが期待されています。

政治においては、公明党の連立離脱、自由民主党と日本維新の会による新たな連立の発足、我が国初の女性総理である高市政権の誕生など、大きな転換期を迎えています。高市政権には、「責任ある積極財政」のもと、「強い経済」の実現と中小企業・小規模事業者の持続的発展に向けて、物価高対策、AIや半導体など戦略分野への投資、科学技術・人材育成等がさらに加速することを期待します。

一方で、中小企業・小規模事業者においては、米国の関税措置など海外情勢の不安定さや、賃上げ・設備投資の原資確保、進まない価格転嫁、深刻な人手不足など、様々な経営課題への対応に追われ、今年も厳しい経営環境が続くことが懸念されます。

本会では、中小企業組合の専門支援機関として、会員の皆様が直面している様々な課題からの脱却と、今後の持続的な成長・発展に向けた新たな事業活動に対し、これまで以上に積極的かつきめ細かな支援を実施してまいる所存です。

具体的には、中小企業・小規模事業者や中小企業組合が抱える様々な経営課題の解決と、持続的な成長に向けた新たな事業展開を図るため、「中央会DX推進方針」に基づくさらなるDX推進やBCP(事業継続力強化計画)策定、情報発信強化への支援、ものづくり補助金や省力化投資補助金の活用促進による生産性向上、生保会社との連携協定締結による共済制度推進など、会員サービスの一層の充実・強化に取り組むとともに、大阪・関西万博で得た成果を活かし、中小企業・小規模事業者の販路開拓等についても支援を行ってまいります。

また、会員の皆様への直接的な支援として、行政庁への届出書類作成、理事会、総会の運営相談、国・地方自治体による各種支援策の情報提供などを継続実施するとともに、巡回訪問等により積極的にニーズを掘り起こし、きめ細かな伴走支援を行ってまいります。

さらに、少子高齢化による労働人口の減少に伴い、あらゆる業種・業態において人手不足が顕在化していることを踏まえ、リスキリング等の「人への投資」や採用活動へのサポート、労働環境等の整備、外国人育成就労制度・特定技能制度への対応など、中小企業等における人材の確保・定着・育成への支援を関係諸機関との連携のもと積極的に取り組みます。

これらの取り組みをより充実させるため、国・地方自治体への要望活動を全国中央会と連携して積極的に行い、本会が府内中小企業・小規模事業者の「パワースポット」となれるよう、今後も組合を通した中小企業・小規模事業者の支援に全力を尽くしてまいります。

結びに、会員の皆様が新年にあたり決意を新たにされ、我が国経済社会の発展と中小企業の振興に向けてご尽力いただくことを心より期待申し上げますとともに、2026年が皆様にとりまして飛躍の年となりますようお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

大阪府中小企業団体中央会会長
 野 村 泰 弘

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